生産ロットごとのスタイル・カラーあたり3,000点。これは、お客様の仕様書に基づき書面で確認された数量です。これは「生産ロット最小発注数(MOQ)」であり、「在庫品購入最小発注数」とは異なります。この違いは、サプライヤーを比較する際に非常に重要です。「在庫品購入MOQ」は、すでに製造済みの商品や、既に染色済みの生地など、既存在庫に対する発注に適用されるため、その数量ははるかに少なく設定できます。一方、「生産ロットMOQ」は、お客様のご注文を実際に製造する際の条件を示します。つまり、生地はお客様指定の色で染色され、パターンはお客様のサイズ展開に応じてグレーディングされ、生産ラインもお客様のスタイル専用に立ち上げ・撤収されます。たとえば、カスタムカラーで500点を生産する場合のライン立ち上げコストは、5,000点の場合とほぼ変わりません。そのため、少量ロットでは、その立ち上げコストが1点あたりに大きく反映されることになります。実務上の対応策は、価格交渉ではなく、製品構成の工夫にあります。たとえば、同一生地で使用するカラー数を減らす、あるいはカスタム染色ではなく在庫生地を活用するといった方法により、MOQを低減できます。まずは本格的な生産ロットに踏み切る前に試作を検討したい場合は、サンプル発注が可能です。サンプルは1点からご注文いただけます。